2010年9月29日水曜日

リハーサル

今年で4年目になる、茨城の小さな神社でのお祭りのためのリハーサルが昨日あった。能管の方と鼓の方と合わせる。笙だけ異種混合の様子(でも鼓の方はリコーダーも吹く)。4年目とあって随分と慣れてきた。1年目はまだ学生の時だった。温泉に泊めてもらって、交通費も払ってもらって、謝礼まで頂けるなんて素敵!と思って楽しくお仕事させてもらいました。4年目の今年は、笙でするワルツのリズムと三和音にも随分慣れてきました。
地域の方が舞い踊り、笛と鼓と笙が音をつける。そしてつきたてのお餅が振る舞われます。新しいお祭り。とても楽しいです。お祭りを興した舞踊家のHさん、ならびに常陸のくにを学ぶ会の皆様、毎年ありがとうございます。来月参ります!

2010年9月27日月曜日

打ち物で撃沈

昨日、合奏会。打ち物の練習をする。大敗しました。「上がる(加拍子:リズムパターンが変わる)場所間違った」と一番大きい先生に言われ、私の憧れている先生には「安定しない、全体の流れを聴いて」と言われる。おお、ワンダフル。向上する余地しかない。
二度同じ曲をした時には太鼓のお坊様より「ちょっとだけマシになった」と言われて、それだけを支えに、もっとマシになってそのうち素晴しくなるように練習する。なんて、ブログを更新している暇があったら「どう、どう、すってんてん」のリズム、早八拍子の加えのパターン、とにかく耳から入れて口ずさんで覚えるべし覚えるべし。と書きながら今日のリハを録音するために古いiPodを充電しています。

2010年9月8日水曜日

お稽古たくさん

9月に入ってお稽古がたくさんあった。4-5日は毎年恒例の笙合宿、御嶽山で一泊して2時間のお稽古を3セット。6日普通のお稽古。7日所属楽団の合奏練習。
7日の練習には、作曲家の先生がいらしていた。
延(のべ)拍子の長い曲を聴いて感想を仰ったのだけれども、分析しながら音楽を聴く人にはこんなに長くてつまらない風な音楽でもちゃんと面白みを見つけて音楽の構成について質問されていた。ビートはあるのか、との質問。
延の曲にビートはあるけれどもとてもゆったりしている。その前の音取(ねとり)は各楽器にリズムやテンポのようなものはあるがビートはない、と先輩が説明をされていた。
分析の対象として見ると、雅楽には沢山の面白いことがつまっていて、曲はとても精緻にできている。それが少しづつわかり始めると、ぐんと面白みが増す。
来年、どんな曲を創ってくださるのか、とても楽しみです。