双調は春の調、ふわふわと漂う感じがして、私は双調の曲をしていると酔ったような感覚になることがあります。今日は鉦鼓のポジションで、真後ろに輝くような音のする箏の音を背負い、遠く離れた笙の音がどのように聴こえるか確かめ、太鼓の所作に上手についていけるように、などなど、いろいろ感じながら合奏ができました。
おそらく、昔より鉦鼓はマシになってきたと思います。笙も、先輩の息を盗みながら少しづつ進歩していると思います。もちろん、楽器がよい、ということが根底を支えてくれながら。
まずは5月と6月に頂いているお仕事を、きちんと務められますように。