2012年3月23日金曜日

三月

そろそろ三月が終わります。
季節が動いて浮かれています。
朝からきちんと起きていられるようになったので、
まともな生活をしようと思います。
この春は親族に色々と動きがありました。
私たち3人は相変わらずですが、
4月から6年生になる娘の一年が充実するよう
母親力アップに努めます。
演奏も更に充実しますように。
またそろりそろりと歩を進めます。

2012年3月9日金曜日

家族がいること

月曜日のお稽古に行かなくってから、娘が自由な時間を増やしている。私はほとんど家で布団にくるまって眠っているだけだが。
昨年まで、毎週月曜日、夕方6時からのお稽古に出掛けるために4時過ぎに家を出た。帰宅は10時頃になるから、いつも母にお願いをしている。娘のスケジュールは、学校から帰る、少しおやつを食べたらすぐおばあちゃんの家へ。おばあちゃんの家でいとこの面倒を見つつ遊ぶ。晩ご飯を食べる。宿題は家に帰ってからする。

大学へ行っていた頃とは随分違う。私が大学へ通っていた時、娘はまだ3歳から7歳。保育園へ送って、大学へ通った。私が4年生になった時、娘が小学校に入ったから、学童保育に預けて通った。卒業をしてから2年間は学内でのアルバイトを貰っていたので、それに通いながら音楽も続けた。楽団に入った。大学での授業がなくなったから、月曜日のお稽古に通い始めた。

昨年末からお稽古に通っていない。だから眠っていても、私は家に居る。
「寝てるだけだけど、お母さんが家にいるといい?」と尋ねたら、娘は「友だちと遊ぶ時間が増えた」と言った。私が寝てても他の部屋で、お友達と遊んでるね。

どうやらお母さんというものは、家に居ることも仕事らしい。

私は、私の価値を計っているみたいだ。私が外に向かって能動的に何かを獲得していくことを、私は素晴しいと思っていたのだと思う。

私の時間は全て私のために使いたい、お金も全部、自分のものにしたい。

でも、もう沢山使ってるよ。私立の音大に4年間も通った。普通の家庭のお母さんが。学資なんてまるでなかったから今返している。楽器にもお金がかかる。古典の管と、現代ピッチのと、2管も持ってる。やっぱりローンで返済中。

「お母さんの仕事って、大切だよ」って、言われた。
たくさんの成功を持っているように見える友人から。
複雑に絡まる気持ちを持っているんだけど、その言葉は案外するっと私に入ってきた。

私の価値って、なんだろうね。