2018年5月3日木曜日

ブルーノート

今日は初めてブルーノートというジャズを聴かせる店の昼公演に行ってみた。夫が一昨日通勤中にラジオを聴いていたら、アルパという南米のハープをするらしいことを聞きつけて、ゴールデンウィーク唯一一緒の休みだからと誘ってくれた。アルパ、ドラム、ソプラノサックスのトリオだった。本当はヴォーカルも来日する予定だったけど来られなかったんだって。若いドラム奏者はずっとアルパ奏者をガン見していて、自分の出番の合図を待っていた。途中お茶目にクラッピングを聴かせてくれた。アルパ奏者はアルパをいろんな奏法で弾いたり少しトークする他に、シャカシャカとラトルのような楽器を鳴らしたり芸達者だった。アルパのソロは優しかったり深かったり、多彩な響きを聴かせてくれた。アルパは弦が多いから、1人で低音も高音も担当できる上に、胴を打つと打楽器にもなって便利な楽器だと思った。飛行機に乗せるのは大変そうだけど。今日の公演はブルーノート3daysの3日目で、2ステージ入れ替えの1回目だった。2ステージ目があるのに、拍手に応えてアンコールで枯葉モチーフの曲をたっぷりと聴かせてくれた。クールに見えた若いサックス奏者はアンコール曲を随分盛り上げてくれた。

小屋というには大変立派な建物を出ると、赤い夕闇の中に薄いブルーの空が覗いてた。


アルパ:Edmar Castaneda
サックス:Shlomi Cohen
ドラム:Rodrigo Villalon