2010年6月28日月曜日

調律

笙という楽器は楽器の調整、調律がとても大切。今月の二つの本番に、きちんとした調律で臨めなかったことを反省して、七夕コンサートのために楽器を調整中。呼気と吸気のバランスがよくなるよう、板バネ的な金属リードを竹管からはがしてようく観察しておもむろに待ち針で整える。リードを取り付ける時も、まだ慣れていないから一息で蜜蝋と松脂の接着剤を扱えるように訓練する。気持が落ち着いていないとできない作業。高い音はほんの少しの錘の変化でピッチが変わるから、多めにつけて少しづつ引く。ごろっと鉛が出てくると、この鉛のお陰で安定していたのだ、と思う。先生の技を思いながらピッチを整える。それでも湿気やリードの癖で、日々刻々と状態は変化する。七夕の夜に、安定したまとまりのある音になっているよう、調整をしたり、手を出さずに様子を見たりしていく。

2010年6月22日火曜日

蘭陵王

本日、とはいえもう日付が変わっているので昨日、某大学の某講義内で雅楽の実演をしてきました。これは私が学生時代から、能楽研究がご専門の先生に声をかけて頂いて続けているもの。三管が各々一人で演奏するので実力が晒されます。なので頑張ります。そして実力アップにつながります。いつも演奏する機会をくださっている先生、ありがとうございます。そして、一緒に唱歌を歌ってくれた受講生の皆様、ありがとうございました。もちろん、一緒に演奏してくれている篳篥さんと龍笛さんにも、ありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願いします。

2010年6月17日木曜日

サイタマックの歌

サイタマックというところで「サイタマックに捧げる歌」の演奏をします。笙は基準ピッチが低いのにギターもヴァイオリンも合わせてくださって幸せです。詳細はsaitamacのブログで!
http://saitamac.blogspot.com/

2010年6月8日火曜日

ワークショップ

昨日は小学校でワークショップ。6年生4クラスでした。感想文を見るのが楽しみ!

2010年6月6日日曜日

お父さん

6月は父が他界した月です。母と、兄姉とその家族が揃って、簡単な法事をします。私は笙を奏します。父が他界したのとほぼ同時期に、現在所属している楽団に入りました。家で行う法事で演奏するのはお葬式の曲。楽団に入る時にご挨拶で演奏したのも、お葬式の曲でした。ご挨拶だったのですが、父が亡くなって2週間くらいの時だったものですから。あれから2年が経ちます。私も家族も、元気に暮らしています。