2020年10月2日金曜日

10月

 今年は1日が中秋の名月、SNSを見ているといろんな人がお月見を楽しんでいました。

さて、今年一番の大勝負が無事終了致しました。


「源氏物語ー語りと雅楽で楽しむ平安絵巻ー」

2020年9月22日(火・祝)

武蔵村山市民会館小ホールにて



昨年に引続き山下智子さんとご一緒することができました。

笙一管では不安が大きく、笛の応援をお願いしました。

市民会館から個人契約で依頼を受けたのは初めてだったため、担当の廣田様には随分とお世話になりました。企画の実現のために取るべきコミュニケーションのいろんなところを上手に進めてくださって、どこかで目にした作家と編集者の関係みたいになっていたように思います。この公演の功労者は、出演者はもちろん、多くは市民会館の廣田さんなのでした。

ご縁をくださった井上ツヤ子先生にも、舞台スタッフの皆様にも、そしてたくさんお友達を連れてきてくれた母にも、感謝申し上げます。あ、送り迎えしてくれた姉にも感謝。

私の功績は、素晴らしい2人の共演者を呼んできたことと、舞台に立てたこと。

友利先生、出会いとお花をありがとうございました。

最近流行りの感染症の影響での延期を経て、9月22日にいよいよ公演。ギリギリまで、席数を減らさなければならなかったのが、19日の解禁を受けてお席を増やすことができました。駆け込みで沢山のご予約をいただけました。感染症対策で前3列はクローズ、その他ディスタンスあり、ですが、開けたお席に満席のお客様に囲まれて!久しぶりに舞台を踏みました。相変わらず、「遠足は楽しみすぎてもう前の日に草臥れちゃう」性格のために、本番前にはそろそろ寝ちゃいたい衝動に駆られながらも、目の下のクマをコンシーラーで隠して出て行きました。

台本を追って音楽が入る、その間をはかる集中力がいるのですが、そういえば昔にオーケストラでトランペットしてた時はまだ小学生だったこともあって、生真面目に指折り休符の小節を数えて指揮者の合図を待ったよなあ。ということを思い出しました。指揮者のいないアンサンブルは相変わらず苦手で待つことができなくて、ちょっとカッコ悪かったところもあるのですが、概ねよくできたと自分を労うことに致します。