2013年12月27日金曜日

冬の夜長

すっかり冬が深まりました。

25日に楽団の演奏会が終わり、笙のことをなおさら好きになっています。
今回は2つの舞楽が演目に上がり、そのうちの一曲で男性四人が優美に舞う横で、先生の後ろについて笙を演奏することができて本当に幸せでした。本番前まではひたすら必死ですので、幸せとか不幸せとか考える余裕なんてなくて、練習あるのみ、なのですが。

気がつけば、今年も残りわずかです。

今年は春にひとつ、地元の音楽会で雅楽のお披露目をする機会があり、前半はそのことで頭がいっぱいでした。6月には紀尾井ホールでの楽団の演奏会、国立劇場での演奏会がありました。夏は深川芸術祭で、素敵な曲を演奏させてもらって幸せでした。それから秋は茨城でのらくまい、文化庁の公演、そして今年は初めて柏の豊受稲荷にお招きいただいての演奏がありました。

年女、盛りだくさんのお役を頂き、本当に充実した年でした。

また明日から、そして来年も、頂いた役目をひとつずつしっかりとお務めしていきたいです。