2011年7月23日土曜日

本番一件終了

昨日、本番一件終了しました。
今回すごく苦戦しました。苦戦したけど、苦戦した甲斐あって、たぶんちょっとだけ伸びたと思います。怠らない、って、本当に大切で難しいこと。

「伶倫楽遊」紀尾井ホールにて
管絃「迦陵頻破(延只八拍子)・急」鉦鼓
舞楽『蘇莫者』笙(7番手)

大きな舞台にのせてもらえる幸運に感謝しています。
努力を支えてくれる家族と友人に、ありがとうを伝えたいです。
それから、大切なアドバイスをくださる先生にはどのように感謝を表していいのかわからないです。

古典も上手になりたいし、現代曲にものせてもらえるようになりたいな。
願望だらけです。

2011年7月7日木曜日

音の張り

雅楽の古典曲をしていると、音の張り方というものがとても大切。
大学在学中は訳もわからずに、でも週に一度は少人数で先生に見てもらえた。
卒業して3年と数ヶ月が経つ。やはりまだまだ10名くらいのお稽古には通っているが、たくさんの音に埋もれて自分の音だけになることがあまりない。

私は知らないうちに、息を逃す癖がついていたようで、めりはりのない音を指摘された。「押す」「引」「張り」。

「押す」は篳篥や笛の奏法だけれども、笙でとても大切な「張り」「手移り」、そのタイミングをカラダがきちんと覚え直すように練習しよう。音に集中して、拍を感じながら。

本番は7月22日19時〜、紀尾井ホールです。
よろしかったらいらしてください。私は舞楽で、笙の末席に座っております。