2011年7月7日木曜日

音の張り

雅楽の古典曲をしていると、音の張り方というものがとても大切。
大学在学中は訳もわからずに、でも週に一度は少人数で先生に見てもらえた。
卒業して3年と数ヶ月が経つ。やはりまだまだ10名くらいのお稽古には通っているが、たくさんの音に埋もれて自分の音だけになることがあまりない。

私は知らないうちに、息を逃す癖がついていたようで、めりはりのない音を指摘された。「押す」「引」「張り」。

「押す」は篳篥や笛の奏法だけれども、笙でとても大切な「張り」「手移り」、そのタイミングをカラダがきちんと覚え直すように練習しよう。音に集中して、拍を感じながら。

本番は7月22日19時〜、紀尾井ホールです。
よろしかったらいらしてください。私は舞楽で、笙の末席に座っております。

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